最近音楽ネタばかりですね。
でもいいかなと。もうそっち路線でいいかなと。
さてギターアンプの歴史です。
フェンダーがアンプを作りだしたのが1940年代だそうです。
そしてその頃の音楽というとジャズ、ロカビリーなどで比較的小音量のバンドアンサンブルでした。もちろんPAなどもなく生音勝負だった時代ですね。
それが50年代にロックというジャンルが現れてPAが作られます。ビートルズの時代ですね。アンプももちろん音量を大きくする必要が出てきました。
60年代はハードロックの創世記。
会場も大きくなりもっともっと大きな音が必要になってきます。
マーシャルアンプが出たのもこの頃です。
70年代はもうロックというのはビッグビジネスになってきます。ハードロック全盛期でしょうね。会場も大きくなったがPAの発達はまだまだでやはりアンプで大きな音を出さないといけない時代です。
マーシャルの100wを3段積みなんて当たり前の時代。それでも音量が足りないから壁のようにスピーカーを並べてた時代です。
80年代はより新しいものが求められる時代となり、100wアンプは当たり前で、クリーンとドライブを切り替えれるようなアンプが出てきました。
90年代に入ってもデジタル化、精密機械が流行っていてこの頃から少しずつ昔の機材への意識が高まっていきます。
この頃にはPAも発達し、100w以上のアンプは作られなくなっています。
そして現代
今や昔のアンプはビンテージ扱いされ価格が高騰。
何よりもデジタルに飽き飽きした大衆が昔の機材に肝心を示します。
何個もチャンネルのあるアンプよりも1チャンネルのピュアな音が求められ、ビンテージアンプにならった様々なブティックアンプが作られています。
宅録機材もかなりの勢いで発達し、5w以下のアンプが増えてきました。
また、PAは発達しているのでライブでも15wあればある程度満足いく音を出すこともできます。
今時マーシャルの3段スタックはもう必要ないのです。
むしろ100wもいらない。
10まであるツマミをいったいどこまで上げれるのか。
フルテンなんてしたことのない人がほとんどだと思います。ビンテージリイシューのアンプでも回路はプリント基板です。
なぜか。
もちろん手間もかかるしコストを抑える目的ですが、一番の理由はフルテンにする必要が無くなったからですね。
ハンドワイヤードとプリント基板の違いはフルテンにしてこそ現れると思います。
せっかくハンドワイヤードのアンプでもボリューム1~2とかだと何の意味もない。
それならw数のかなり低いアンプをハンドワイヤードで作ってフルテンで鳴らした方がよっぽど良い。
僕はそう思います。
それか
高いハンドワイヤードのアンプを買ってアッティネータを使う手もあります。
ハンドワイヤードは絶対フルテンが良いと思うんですよね。
話がすり替わってしまいました。
ようは
アンプの歴史は音楽の歴史という話。