さて年明け一発目となるブログでございます。
特にスムーズに年明けしまして正月気分は全くないわたくしでございます。
今年もよろしくお願いいたします。
さて本題に入ろうかと年明け一発目からギターの話です。
G&Lというメーカーをご存知でしょうか。
フェンダー好きな方なら恐らく知っているかと思います。
テレキャスタイプのギターが有名ですね。
もちろんストラトタイプもあります。
あとは日本ではベースの方が人気があるように思います。
さてこのG&Lですがまずこのブランド名
ジョージ アンド レオ
の略ですね。
ジョージは
ジョージ・フーラトン
フェンダー社ではレオ・フェンダーの右腕として活躍した人です。
レオはそのままレオ・フェンダーです。
つまりフェンダーの番外編みたいなブランドですね。
フェンダーの子会社ではなく全く別の会社となります。
そして有名なモデルが上の写真のギター
モデル名はASATといいます。
さて、このASATですがいろんな噂があります。
ASATの元々の意味は軍事用語で「敵国の衛生を撃ち落とすためのミサイル」です。これで敵国の通信網を遮断するんですね。おーこわ。
なぜASATと名付けたのか。
ここからは憶測です。
まずフェンダーのギターにはその時代の最先端をイメージしたネーミングがされます。
例えばテレキャスターは当時白黒TVが発明され流行したためこれにちなんだ名前なんです。
ストラトキャスターは当時宇宙開発が盛んに行われ、ロケットの打ち上げもありました。ストラトは成層圏を意味する言葉でこれにちなんで付けられています。
さてそんな中ASATですが
G&L設立時にはすでにレオ・フェンダーはフェンダー社をCBSに売ってしまっています。
つまりは元は自分の会社ですがそれを超えていくようなギターを作らないといけないわけですね。
つまり変な話ですがフェンダー社はレオ・フェンダーにとっては敵なわけです。
まさに自分との戦いですね。
フェンダー社から打ち上げられて成層圏をも遥かに超えた数々のギターを撃ち落とす
という意味がASATにはあるんじゃないかと僕には思えて仕方ありません。
巷ではASAT=another strato another teleだとかafter strato after teleなどと言われてます。海外でも言われてますね。
そんな意味をあのレオ・フェンダーが含めるはずはないと思います。
これはスティーブ・ジョブズが亡くなったあとに言われたiPhone 4S=for steveと似ている節があります。きっとアメリカ人はこういう"含み"を持たせることが好きなんでしょうね。
長くなりましたがあと一つ。
このG&LのASATにら付けられているPU
これをよくP-90だと思っている人が本当に多いです。
確かに形は似てますが全然違うものです。音も違います。これはレオ・フェンダーが生み出した最後のPUでしょうね。
これはMFD Jumbo PUといいます。
MFD=マグネティック フィールド デザイン
よくわからないですが、強力な磁石を使った高出力なPUなんです。
長年ギブソンと敵対していたレオ・フェンダーがP-90を乗せるわけがないんです。
さて年明けからいきなり濃ゆいブログとなりました。今年もこの調子でやっていきますんでよろしくお願いいたします!!