誰もトクしないブログ

ギターとそれに関わる機材が好きです。たまに自作もします。YouTubeはじめました!

John Frusciante's Gear vol.1 1962 Stratocaster

2年ぶりに記事を書く。

最近は全て動画で話をしていたけど正直どの動画で何を話したのか忘れてしまうし振り返るのも再生をするのが面倒くさい。

 

動画を作る時にはたくさん調べるがそのあとは忘れてしまうことも多い。

 

そこで久しぶりにブログを更新しようと思った。

 

あまり画像は使わずに文だけで構成していくつもりだ。

 

間違いなどあれば随時更新もしていく。

 

 

今現在でわかっていることを書いていこうと思う。ゆっくり時間のある時に更新していく。

 

 

まずJohn Fruscianteを本気で追いかけ始めてもう4年くらいか。

フリークの間ではまだまだひょっこ。

 

その中でも自分なりにいろんなところから仕入れたことをまとめていく。

 

まずはフルシアンテといえばFender 1962 Stratocasterではないだろうか。

 

彼はこれを1998年ごろ手に入れているとされる。

というのも1992年に脱退し、復帰したのが1998年。その時にこの62が登場している。

 

実際は98年よりも前なのかもしれない。

当時はそんなに傷もなくオリジナル度の高い状態だった。

 

2000年前後にピックガードが変更されている。

この時ピックアップも変更しているんじゃないかと考えられる。

しかしピックアップに関してはいろいろと噂が多い。

 

そもそもなぜ変えたのかもよくわかってない。

 

55年製のストラトの音が良かった。

ピックガードを開けるとオリジナルではなく、ダンカンのSSL-1だった。

だから62にもそれを載せた。

 

とジョンは語っているがそれは当時のギターテックであるデイブ・リーが否定している。

 

ジョンは忘れている。

当時はさまざまなピックアップを試したんだ。

結果的に選んだのは当時新品で売られているスタンダードなストラトに(Standard Stratocaster)乗っていたピックアップだった。

 

この言葉がまた物議を醸すことになる。

 

これがアメスタのことなのかアメビンのことなのか、CS製のレギュラー品の可能性もある。はたまた海外でも当時Fender Japanは販売されている。

 

これがまず他のストラトから移植したものなのか、ピックアップだけ販売していたものなのか。

 

それも判断が難しい。

 

結論としてはわからないとしか言いようがない。

しかしSSL-1であるということだけは否定されている。

 

そうして2000年ごろにピックガードごと交換され有名なSlane CastleやHyde ParkなどBy The Wayツアー、後のStadium Arcadiumツアーで聴ける音は交換後の音だ。

 

 

デイブもちゃんと言ってくれればいいのに。

 

ピックアップ単体で販売していたモデルで考えればそんなに数は多くなく、57/62ピックアップやテキサススペシャルあたり。

見た目でどうにか判断しようとも思ったがやはり無理。

 

ということでやはりピックアップは不明だという判断。

 

他の交換場所としてはペグが比較的新しいものに交換されているくらいだろうか。

 

2022年のUnlimited Loveツアーより公になった62ストラトにはバックパネルにノイズ対策としてILITCH Back Panel Noise Canceling System(BPNCS)が搭載。

 

これがなぜ全ストラトではなく62だけに搭載されたのだろうか。

 

レコーディングの際に55ストラトのピックアップについてFenderのマスタービルダー、ポール・ウォーラーにアドバイスをもらっているという。この際に62の方もピックアップを交換した可能性もあるんじゃないかと個人的には思っている。

そして前述のノイズ対策をしたことを考えるとオリジナルのピックアップに戻したのではないかと考えられる。

 

しかし他の61フェスタや、64ホワイトには施されていないため、やはりレコーディング現場での使用を考えてのことではないだろうか。

このBPNCSはパネルの中央に配線があり、シンクロナイズドトレモロのスプリングと干渉してしまう(物理的に当たってしまう)。

なので真ん中のスプリングは外されているようで現状では2本のスプリングを使っている模様。

それなりの硬度のあるスプリングでないとトレモロベタ付けには出来ないんではないだろうか。

 

そして2022年の暮れ頃にSNSや雑誌でジョンのギターの高解像度写真が公開された。

 

酷く色褪せ、塗装の剥がれも数段増した62。

ヘッドのロゴはかろうじてFenderの文字だけが残っている。

 

これはツアー中に撮影されたらしいがかなりフレットは擦り減っている。

オリジナルのサイズに見える。

 

そして比較的最近の2023年のライブ映像や写真を見ていくとフレットがやや太くなっているように見えた。

 

ライブでジョンは度々指がつってるような仕草を見せる。腱鞘炎も危惧される為、もし交換されているとすれば少しでも指への負担を減らすのが目的かもしれない。

 

ということで62ストラトだけでもかなり長くなってしまった。

 

次回は他ギターに触れていきたいと思う。

 

 

フルシアンテのエフェクターの使い方-Live at Hyde Park-

更新しないうちに年が明けました。

今年もよろしくお願いします。

絶望の2020年でした。今年は停滞の年なのか進展の年なのか。

期待しつつ生きていこう。

 

皆さんにとって良い一年でありますように。

 

さてこの一年、YouTubeを中心にフルシアンテの情報を発信したり頂いたりしてきました。

 

特に3月くらいからライブ音源「Hyde Park」を深掘りしていくことでわかってきたことをここにまとめておこうと思います。

今はネット社会です。

この音源が出た当初は何にも情報がなかった。

 

フルシアンテと言えばDS-2とWH10、CE-1にBigmuff。そのくらいしか情報がなかったわけです。

 

そして公開されたギタマガでのボード

 

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これしか頼りがなかった

接続順もわからない。アンプの設定もわかない。

そんな状況下で出たHyde Parkの音源。

 

少年だった僕は度肝を抜かれました。

 

なんじゃこの音…出せるわけねぇ…

 

イントロのバッキング

ディストーション、ファズ、ワウ

 

全部かっこよかった。

でも情報がない。

 

この年になってようやくある程度パズルのピースが埋まってきたように思います。

 

そんなHyde Parkの音源を細かく見ていこうと思います。

 

※以下の考察はあくまで個人的に考えたことなので間違いなどあるかと思いますが暖かい目で見守って頂けると嬉しいです。

 

 

まずは基本の音から

 

これは普段あまり歪ませていないScar TissueやZephyr Songを聴いてみると、他のライブとさほど差を感じない普段通りの音に聞こえます。

 

フルシアンテはJubileeをクランチ設定にして低音を強めにし、Majorはクリーンで高域を担当させているように思います。

(これはネット上に散見されるアンプのツマミを見てもなんとなくわかるのですがこのJubileeを使うかなり前にはMarshallのBass用アンプを使っていたところからも想像がつきます。)

 

そしてCE-1のプリアンプ

要となるのはCE-1です。恐らくこの時はLowチャンネルでツマミは3時付近くらいじゃないだろうかと思います。そうすることで強く弾いた時だけジャリッと歪む設定にできる。

 

これが基本の音なのではないでしょうか。

つまりアンプやCE-1の設定はいつも通りではないかと。

 

micro amp 2台説

Hyde Parkの写真にフルシアンテのボードが写っています。

 

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さっきのボードとは少し違いますよね。

そしてPSM5とHoly Grailの間に2つのペダルが確認できます。一つはmicro ampで間違いなさそうですがもう一つは…?

もう一つもmicro ampに見えることからこの時の歪みはmicro amp2台で作っているんじゃないかとマニアの間では言われています。

 

さてそれでは曲ごとに使用しているギターとエフェクターを見ていきましょう。

是非音源を聴きながら読んで頂けたらと思います。

 

Intro Jam

このイントロで完全に心を奪われた人も多いはず。

 

ギター:テレキャスター(リアPU)

エフェクター

micro amp かけっぱなし

中盤からラストまではDS-2とWH10を踏んでます。

これはYouTubeにも動画が上がっているので興味がある方は探してみて下さい。

 

このDS-2とWH10こそフルシアンテ節といった音ですね。

 

Can't Stop

ギター:テレキャスター(リアPU)

エフェクター

micro amp かけっぱなし

CメロからHoly Grail(恐らくソロ終わりまで)

ソロではDS-2+WH10

 

基本的にいつのライブでもこのパターンだと思います。SA期になるとストラトを使うようになりました。

 

Around The World

ギター:テレキャスター(リアPU)

エフェクター

micro amp かけっぱなし

WH10(サビではオフ)

アウトロでCE-1

 

かなと思います。サビではPUをフロントに変えているように思います。

 

Scar Tisse

ギター:62ストラトキャスター(フロントPU)

エフェクター

ソロは1回目2回目ともにDS-2+WH10かなと思います。もしかしたらHoly Grailも。

BigMuffと迷うところですがBigMuffのほうが太い音のような気がしました。

 

By The Way

ギター:62ストラトキャスター(フロントPU)

エフェクター

ブラッシングでWH10+Holy Grail、micro amp 

そのままサビまでWH10を踏み込みっぱなし。

ラストのJamでも終始micro ampは踏まれてるように思います。

 

Fortune Faded

ギター:レスポールカスタム

エフェクターなし

これはサブで置いているJubileeにレスポールを直挿しているようです。

これも他のライブ以上に歪ませているのがわかる。PAの問題か…??

 

Otherside

ギター:ホワイトファルコン(リアPU)

エフェクター

ソロからDS-2

 

Easily

ギター:テレキャスター(リアPU)

エフェクター

micro amp かけっぱなし

ソロ1回目、2回目ともにDS-2+WH10

1回目のソロの後にワウをオフにする音が確認出来る。

 

Universally Speaking

ギター:テレキャスター(フロントPU)

エフェクター

micro amp かけっぱなし

アウトロで何かのエフェクターをオンにしているんですが判断がし辛いです。CE-1なのかもう一つのmicro ampなのか。すこし揺れているようにも思えるのでCE-1かもしれないですね。

 

Get On Top

ギター:テレキャスター(リアPU)

エフェクター

WH10、micro amp かけっぱなし

ソロがめちゃくちゃかっこいい…

 

Brandy

ギター:テレキャスター(リアPU)

エフェクター

無しじゃないかと思います。

Easilyと比べて歪みが少ないのでmicro ampさえ踏んでいないかも知れないですね。

 

Don't Forget Me

ギター:62ストラトキャスター

エフェクター

DL4、Holy Grailかけっぱなし

1回目のソロでWH10、2回目でDS-2+WH10、アウトロでもWH10

といったところでしょうか。

ディレイが終始効いているのでホーリーは実際どこで使ってるかは定かではないですがオンにした方が雰囲気が出ます。アナログ感のあるディレイなのでDL4じゃないかと思っています。

 

Rolling Sly Stone

ギター:62ストラトキャスター(リアPU)

エフェクター

micro amp かけっぱなし

ソロでWH10

テレキャスと迷うところですがYouTubeの映像を見るとストラトを使っていました。

 

 

以上

 

ざっと1枚目の曲をあげていきました。

長いので2枚目の曲は次回にします。

どうでしょうか。

こうやって見てみると意外とこの頃はまだシンプルなエフェクター選びだと思います。

ソロではやはりDS-2+WH10を選ぶことが多いですね。

 

 

micro ampを使っているかどうかの判断は歪みの量もそうなんですが低音の出方に特徴があるのかなと思います。

低音弦がビンビン鳴ってる感じがわかるでしょうか。

micro ampはクリーンブースターのハシり的な存在ですよね。

 

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オンにするだけでギターの音にハリが出る。

低音までしっかりブーストしているのがわかります。

 

それではまたいつになるかわかりませんが次回をお楽しみに!!

Epiphone Japan Les Paul Standard

 

2020年という年はもう忘れられない年になってきましたね。

 

暗いニュースも多いですがその中でも楽しみを見つけて趣味には没頭して仕事はほどほどに生きていこうと思います。

 

 

さて

 

実は9月に手に入れていたギターですがこちらを紹介します。

 

Epiphone Japan Les Paul Standard

 

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見つけた時に衝撃が走りましたよ。

こんな色あったんだって。

 


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恐らく2001年製だろうということです。

素晴らしい色。

 

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裏はブラウン系の色ですね。

ツートーンカラーというかブルートップのレスポールですね。

 

何かしらレスポールは欲しかったんですよね。

特にカスタムで探していたんですがあまりビビッとくるのがなくて何気なくオークションを見ていたら出品されてまして、これは欲しいなと。

 

 

ギターを買ったら恒例ですが

 

さっそく中身を見ていきましょう。


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フロントPUです。

Epiphone純正

ヒールジョイントが見えますね。

ディープジョイントと言われるものです。

 

日本製Epiphoneはニカワでの接着と聞いたことがありますがこの個体はどうなんでしょうか。


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リアPUです。

同じくEpiphone純正。

すこし塗装焼けが見えますね。

 

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分かりづらいですがトップは恐らくメイプルが貼ってるんですかね?

ただの色の違いのようにも見えます。


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リアPUのカバーを外そうと思ったんですが半田が取れずに断念しました笑

調べると小さいノコで切った方が安全かつ早いみたいですね。

今度試してみます。

 

穴から少し見えてますがボビンの色が白と…


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黒になってるようですね。

ゼブラというやつです。


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スイッチ部分。

かなりゆるゆるになってたので一度分解して組み直すと直りました。


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配線周りです。

国産感が出てます笑

 


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Epiphone JapanにはだいたいこのGibsonカバーが付いてますよね。

ちょっとイラッとします。


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最後にもう一度全体感

 

見た目も出音も文句無し。

恐らくフルオリかと思われます。

ネックの調子が少し悪いような感じがあるのでこれから調整してあげないといけないですね。

 

YouTubeにも動画を上げてますので是非見てみてください。

 


人生ではじめてのレスポールを購入 [Epiphone Japan Les Paul Standard]

 

追記:後日ペグをグローバーに交換しました

 

 

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Grover V102 ニッケル仕様です。


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んーやっぱりギブソンヘッドにグローバーは超絶似合いますね!

Tokai ST50 Springy Sound

 

半年ぶりくらいの更新になりました。

 

久しぶりに更新しようとしたらスマホから記事を書くのが便利になってますね!

ありがたい。

 

さてこの半年でたくさんの機材が出たり入ったりしたんですがその中の一つのギターを紹介していきます。

 

こちら

 

Tokai ST50 Springy Sound

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50s風のメイプル指板のストラトが欲しいなーと思って探していたところ

詳細不明とのことでこのギターがリサイクルショップで販売されていたものをネットからポチッと。


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もしかしたらST80ではないにしてもST60では?と淡い期待をしながら到着をまってました。

 

ネック裏のシェイプは


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Cシェイプ

あ、ST80ではないな…と。

 

解体していくと…


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トーカイならではのこのスタンプ


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ネックポケットにはヒントはなし。

そして…


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PUはUスタンプ!!

(ST50が確定した瞬間である)


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今にも剥がれそうなMade In Japan


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ブロックは磁石が付いたのでスチール製かトーカイオリジナルの合金製?です。

ブロックとブリッジはセパレートするタイプ。


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ここもトーカイオリジナルのクルーソンコピーのペグ


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ストリングスガイドは諸事情により丸型に変更しました。


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うん、しっくりくる(何が)

 

そして特出すべきはこのカラーリング。


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このサンバーストのグラデーションがなかなかFender Japanとは違いが出るところ。

なんとも言えない淡い色合いがたまらんす。

 

結果的にはST50でした。

正直ちょっと残念でしたがほぼ新品同様のコンディションでフルオリジナル。シリアルから81年製と判断。


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40年ほど経ってこのコンディションで手に入ったのはある意味ラッキーだったかなと思いました。

 

YouTubeでも紹介してるので是非見てみて下さい。

音出しも少しあります。

 


ある意味賭け!詳細不明というギターを手に入れた【Tokai Springy Sound】

John FruscianteのWhite Falcon

コロナで世界中が大変な時に普通に風邪をひいてしまって自己免疫を上げているぷろぺらです。こんばんは。

 

さて風邪のせいで動画撮影が出来ないのでブログでお話しをしようかと思います。

 

タイトルにある通りフルシアンテのホワイトファルコンについて。

 

先に彼の所有機をどうぞ。

 

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参考:http://www.jfeffects.com.br/2016/07/1955-gretsch-white-falcon.html?m=1

 

あまりにも有名なギターです。

彼を語る上では外せないほどに。

 

1958年製だそうです。

1998年にヴィンセント・ギャロから17,000ドルで買ったとのこと。

今となってはそうとう安いですね。

 

そんな彼のファルコンは過渡期のモデル。

初期のファルコンはご存知の通りこのような姿

 

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Mr.Childrenの桜井さんが所有しているのはこの仕様のファルコンですね。ビンテージなんじゃないかと噂です。。。

 

大きく違うのはやはりPUで

この58年頃にダイナソニックからフィルタートロンに変更されています。

そしてこの58年という年はグレッチはいろんな試行錯誤をしているようでいろんなファルコンを見ることができます。

もしかしたらオーダーなのかもしれないですが

 

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フルシアンテのものに凄く似ていますがフロントPUの位置がリア寄りなっていて、ブリッジもローラーブリッジになっています。

またバーティカルロゴではなく横ロゴ

プレートはまだ最初からなかったようですね。

フレットインレイはサムネイルになっていますね。

 

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これはビグスビーのアームが付けられています。オリジナルかは不明。

こちらはヘッドにプレートが付いています。

サムネイルインレイですがハイポジションだけドットが打たれています。

PUセレクターとプリセットのスイッチがかなり端の方にいってますね。

 

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これも一見普通ですがリアPUがセンター寄りです。

 

 

こんな風に58年は様々の試行錯誤がされて結果として後年まで残ったのはこの仕様

 

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ビグスビーを付ければ近年のリイシューそのものですね。

 

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そんな58年製ファルコン達の中にフルシアンテの所有機のような仕様があっても何もおかしくはないですよね。

 

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わかりやすく横向きに笑

 

フルシアンテ仕様を再現したファルコンも近年発売されました。

 

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もうディスコンになったようです。

しかしこの仕様は実は2004年頃にも発売されていたんですよね。

 

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2004年製

 

特にフルシアンテ仕様とはうたうことなくこの仕様が当時のレギュラー製品でした。

 

現在のファルコンの方がよりビンテージには忠実になってます。

 

ただこういったリイシューファルコンを手に入れても見た目の部分でどうしても再現出来ない箇所があります。

 

画像が荒くて申し訳ないんですがこちらで比較しましょう。

 

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ツマミの位置やスイッチの位置、Gテールピースの形などはもちろん違うんですがそこは置いておいて、、、

 

気付きましたか?

 

PUの位置が違いますよね?

具体的にはフロントPUの位置がリイシューではリア寄りなんですよ。

 

何故か。

 

フレットの数の違いなんです。

ビンテージはフェンダー同様21F

リイシューは22Fなんです。

 

無駄に!

 

ファルコンで22F使う人なんて極々わずかなのに!!

 

この22Fを削り、PUをもっとネック寄りに出来れば完全再現は可能でしょうね。

 

もっと言えばビンテージファルコンのヘッドには白い樹脂製の板が貼られています。

リイシューはもちろん塗装。

なのでビンテージはボディは焼けていてもヘッドは焼けないんですねー。

 

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そこまで再現してもらうにはカスタムショップに頼み込むしかない。

 

カスタムショップ製だと58年仕様のファルコンで150万くらいします。

 

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https://www.digimart.net/cat01/shop5141/DS05935956/

 

現実的ではないですよねぇ…

 

ちなみに僕は一昨年くらい?に一瞬だけ販売されたファルコンを探してます。

 

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基本的に58のビンテージリイシューなのにヘッドだけがバーティカルロゴ。

これはカタログにも載ってないし詳細も全く不明。何本あるのかも不明。

 

きっとパーツが余って作ったんじゃないか。はたまた間違いじゃないかと思ってます。

なので僕はエラーファルコンと勝手に呼んでます。

 

これが去年くらいにメルカリに出てたんですよね。

25万というファルコンとしては破格でした。

資金不足で見送るしかなかったですが次出できた時には手に入れたいですねー

 

というわけでフルシアンテのファルコンというか普通にファルコンの話でした。

 

ではまた!

 

 

 

 

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