コロナで世界中が大変な時に普通に風邪をひいてしまって自己免疫を上げているぷろぺらです。こんばんは。
さて風邪のせいで動画撮影が出来ないのでブログでお話しをしようかと思います。
タイトルにある通りフルシアンテのホワイトファルコンについて。
先に彼の所有機をどうぞ。
参考:http://www.jfeffects.com.br/2016/07/1955-gretsch-white-falcon.html?m=1
あまりにも有名なギターです。
彼を語る上では外せないほどに。
1958年製だそうです。
1998年にヴィンセント・ギャロから17,000ドルで買ったとのこと。
今となってはそうとう安いですね。
そんな彼のファルコンは過渡期のモデル。
初期のファルコンはご存知の通りこのような姿
Mr.Childrenの桜井さんが所有しているのはこの仕様のファルコンですね。ビンテージなんじゃないかと噂です。。。
大きく違うのはやはりPUで
この58年頃にダイナソニックからフィルタートロンに変更されています。
そしてこの58年という年はグレッチはいろんな試行錯誤をしているようでいろんなファルコンを見ることができます。
もしかしたらオーダーなのかもしれないですが
フルシアンテのものに凄く似ていますがフロントPUの位置がリア寄りなっていて、ブリッジもローラーブリッジになっています。
またバーティカルロゴではなく横ロゴ
プレートはまだ最初からなかったようですね。
フレットインレイはサムネイルになっていますね。
これはビグスビーのアームが付けられています。オリジナルかは不明。
こちらはヘッドにプレートが付いています。
サムネイルインレイですがハイポジションだけドットが打たれています。
PUセレクターとプリセットのスイッチがかなり端の方にいってますね。
これも一見普通ですがリアPUがセンター寄りです。
こんな風に58年は様々の試行錯誤がされて結果として後年まで残ったのはこの仕様
ビグスビーを付ければ近年のリイシューそのものですね。
そんな58年製ファルコン達の中にフルシアンテの所有機のような仕様があっても何もおかしくはないですよね。
わかりやすく横向きに笑
フルシアンテ仕様を再現したファルコンも近年発売されました。
もうディスコンになったようです。
しかしこの仕様は実は2004年頃にも発売されていたんですよね。
2004年製
特にフルシアンテ仕様とはうたうことなくこの仕様が当時のレギュラー製品でした。
現在のファルコンの方がよりビンテージには忠実になってます。
ただこういったリイシューファルコンを手に入れても見た目の部分でどうしても再現出来ない箇所があります。
画像が荒くて申し訳ないんですがこちらで比較しましょう。
ツマミの位置やスイッチの位置、Gテールピースの形などはもちろん違うんですがそこは置いておいて、、、
気付きましたか?
PUの位置が違いますよね?
具体的にはフロントPUの位置がリイシューではリア寄りなんですよ。
何故か。
フレットの数の違いなんです。
ビンテージはフェンダー同様21F
リイシューは22Fなんです。
無駄に!
ファルコンで22F使う人なんて極々わずかなのに!!
この22Fを削り、PUをもっとネック寄りに出来れば完全再現は可能でしょうね。
もっと言えばビンテージファルコンのヘッドには白い樹脂製の板が貼られています。
リイシューはもちろん塗装。
なのでビンテージはボディは焼けていてもヘッドは焼けないんですねー。
そこまで再現してもらうにはカスタムショップに頼み込むしかない。
カスタムショップ製だと58年仕様のファルコンで150万くらいします。
https://www.digimart.net/cat01/shop5141/DS05935956/
現実的ではないですよねぇ…
ちなみに僕は一昨年くらい?に一瞬だけ販売されたファルコンを探してます。
基本的に58のビンテージリイシューなのにヘッドだけがバーティカルロゴ。
これはカタログにも載ってないし詳細も全く不明。何本あるのかも不明。
きっとパーツが余って作ったんじゃないか。はたまた間違いじゃないかと思ってます。
なので僕はエラーファルコンと勝手に呼んでます。
これが去年くらいにメルカリに出てたんですよね。
25万というファルコンとしては破格でした。
資金不足で見送るしかなかったですが次出できた時には手に入れたいですねー
というわけでフルシアンテのファルコンというか普通にファルコンの話でした。
ではまた!
YouTubeをはじめました!
ギターやエフェクターの紹介、フルシアンテの音作りなど配信してます。今後はゲーム実況も?
是非チャンネル登録よろしくお願いします。
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