久しぶりに書く気がしますね!
年末は何かと忙しいです。
てかもう年末ですね!!
早い!やばい!
さて今日はテレキャスターに関して書いていこうかと思いますよ。うん。
一番好きなギターは何かと言われたら迷わずテレキャスターを挙げるでしょうね。
高校生の時にバイトして欲しかったテレキャスを買いました。
それから10年近くいろんなギターを買ったり手放したりを繰り返していますが結局テレキャスに戻ってきます。
僕のギターです。
さて、テレキャスに対するイメージはどんな風でしょうか。
誰もが思い描くイメージはきっと
ジャキジャキした音。
キンキンした音。
などではないでしょうか。
本当にそうなのか。
テレキャスに対する誤解一つ目はまずこの音のイメージです。
どっかのサイトで中年男性がこんなことを書いてました。ちょっとオマージュしてます。
楽器店で娘のテレキャスを買いに行ったところ、ストラトのような音だったそうで。店員さんに「最近のテレキャスはまさか250kのポット付けてるの?」と聞いたそうです。
店員さんも「もちろんそうだ」と言ったそうです。
ロイ・ブキャナンが好きだというその男性は「ロイ・ブキャナンのテレキャスの音こそが真のテレキャスの音だ!1Mのポットの載ったテレキャスでないと真のテレキャスの音は出ない。」と思っており、結局テレキャスは買わずに自分のストラトを娘に譲った。
とのこと。
さていくつか疑問があります。
テレキャスターマニアの方なら少し気付いていると思います。
ロイ・ブキャナン
彼の愛機は53年製のテレキャスターです。
後にビルローレンスのテレキャスに持ち替えるまで、ほぼこの53年製を使っていたはずです。
さて53年製のテレキャスには250kのポットが付いています。
実際にFenderがコントロール回路の変更をしたのは70年代に入ってからのこと。
70年代のテレキャスには確かに1Mのポットを使っているのです。
250kのポットと1Mのポット
これは素人でもわかるほどにガラッと音が変わるんです。
なんというか1Mの方が解像度が高いような気がする。高音も強く、ハイよりの音になる。
確かにジャキジャキ、キンキンした音なんです。
そうなるとブキャナンのテレキャスの音とは言えないわけですね。
そしてこの70年代のテレキャスの音こそが今のテレキャスのイメージそのものなんです。
PUも出力の弱いものになり、この頃ハイパスフィルターも追加され、ボリュームを絞れば高音だけが残りさらにキンキンした音になります。
この音を好む人も多いと思います。
しかし元々のテレキャスの音とはこうじゃなかった。
PUももっと高出力だったし、ポットも250kだった。
ジミー・ペイジの言葉が有名ですね。
レスポールはテレキャスターの音に似ている
50~60年代の太く、ガッシリとしたテレキャスの音こそが真のテレキャスの音なわけです。