昨日は会社の忘年会で久しぶりに浴びるほど酒を飲みました。
で今日はもちろん二日酔い。
一日中気持ち悪くて死にそうでした。
こうなると絶対思うんですよ。
もう二度と酒は飲まない!!
さて前回はビンテージギターのだいたいの相場を見ていきました。
ではなぜこんなに高額になってしまうのかというところに入っていきましょうか。
理由はいくつかあるようです。
1、木材
2、技術
3、使用ギタリストや音楽
4、個体の数
5、ニーズ
ざっとこんなところでしょう。
まず木材ですね。
50~70年代のギターには今では信じられないくらい良質な木材が使われていました。
エレキギターといえどもやっぱり木が命なわけです。
しかし70年代までに良い木材は全て伐採されてしまいました。現在ではもう残っていません。
新しく木を育てるにも50~100年はかかるわけです。
有名なところで言えばハカランダですね。
丸太の状態でブラジルから持ち出すこと自体が禁止されました。
なのでビンテージギターの完全再現は不可能なわけです。
次に技術。
昔のエレキギターは手作りでした。
今のように機械が木材を削って何本もギターを作ってくれるわけではなく、職人が一から木を削って作っていたんです。
なのでビンテージギターには個体差がかなりあります。
この職人の技術がほぼ残っていない。この人達にギターを作らせるとそれはそれは高額なギターになることでしょうね。
そしてビンテージと言われる前からそのギターを使用していたアーティストやその音楽の人気
これが大半を占めるんじゃないでしょうか。
当時憧れて聞いてた人の中には同じ音を出したい、同じ機材を使いたいと思う人がいるのも当然です。
そうすることで市場の価値が上がるわけです。
次に個体の数
これは前回も書きましたが個体の数はもう決まっています。この世にこれだけしかないんです。今後増えることもない。
一度機会を逃したら次はほぼないでしょう。
そのくらいビンテージギターとの出会いは実は貴重なんです。
最後にニーズです。
個体の数は限られているのに欲しい人は年々増えるのです。
中にはコレクターという分野の人もいますし、金額が金額なので投資家だっています。将来の値上げを期待するのでしょう。
競争率が高い。何百万もするのに必ず売り切れるんですよね。
これがざっとみたビンテージギターの値段の理由です。
こうやって考えると200万のギターでもそんなに高くない気がしてきますよね。
しないか。