ブログの記事を書きながら途中で萎えてしまって全部消してしまう時があります。
よくあります。
さてFender Custom Shop!
すんばらしいギター達を作ってる会社ですね。
まずFender USAと何が違うのか。
ここは重要ですね。カスタムショップ(以下CS)というくらいだから顧客の要望に応えてくれるんですよ。
CSとUSAの違いは場所も違えば木材も違います。グレードの高い木材はCSに送られるとよく聞きますがそれはどうかわかりません。そもそも産地が異なります。
その中でも特にグレードの良い木材はマスタービルダーにストックされます。
というのも流れはこうです。
木材がCSの工場に運ばれます。
ここでまずマスタービルダーが自分のストックを選ぶんです。恐らくですが1人いくつまでという決まりはあるでしょう。
マスタービルダーというのはFender社の中でも数人しかいないトップの職人です。
彼らが1人で一からギターを作ったものをマスタービルドシリーズと呼びます。
そしてその後選ばれなかった木材達はチームビルド、レギュラーに回されます。
チームビルドというのは名前の通りマスタービルダー監修の元、数名のチームに別れてギターを作る区画で、数人の意見交換があるため研ぎ澄まされたギターが出来るというメリットがあります。
マスタービルダーだけでは偏った製品になるということもあり、チームビルドシリーズを好む人も多いですね。
レギュラー製品に関しては基本的にカタログに載ってるような製品です。
さて、ざっと話していきましたが今日話したかったのはTime Machine Seriesに関して。
タイムマシンという名前の通りそれぞれの年代のギターを現代に復刻することが目的のシリーズです。
基本的には年代毎の違いを忠実に再現していてロゴ、塗装、形全てを発売当時と同じ仕様で作ってます。
このシリーズにもレギュラー~マスタービルドまでがあります。
種類は大きくわけて3つ
N.O.S
Closet Classic
Relic
です。
まずはN.O.S
これはNew Old Stockの略でよくノスと呼びます。
これは発売当時のものをそのまま現代に呼び起こすというスローガンの元に作られています。言わば新品状態。
つるつるピカピカですね!
正に新品状態。見た目はUSAとかJapan製とほぼ変わりません。
なのでCSユーザーにはノスを毛嫌いする人も多いです。自分でボロボロになるまで
弾き倒したい人にはオススメですね!
次にCloset Classic
長い間クローゼットの中にしまい込んで忘れてしまっていたギターを再現したモデルでCCと呼ぶことが多いです。
ぱっと見はノスと変わりませんがよーく見るとヒビが入っています。
どうやってこんなことをしてるかはわかりませんが明らかに新品ではない。中古のような状態。でももちろん新品で販売してます。
ようは長年使った後にしまっておいた状態ですね。
塗装はノスよりも薄いそうです。
CCを好む人は多いですよ!
最後にRelic
単純にレリックと呼びます。百戦錬磨の兵士のような風貌です。
いわゆるビンテージギターは使い込まれた結果このような姿になってしまうことが多い。それを新品で再現したギターです。
どっからみても中古なのに値札には新品!と書いてたりします。
ここまでのレリックを持つには腕に自信がないと厳しい笑
レリックは見た目通り塗装が薄くなっているために他のモデルとは鳴りが違うようですね。
ビンテージギターを買うよりは安いので中高年には人気なようです。
さてざっと見ていきました。
Fender Custom Shop
んー、見てるだけでため息が出ますね。