2020年いかがお過ごしでしょうか
僕は1月からいろんな予定をぶっ壊して新たなギターを買いました
こちら
タイトル通りなんですけど
Realdeal 1960 Custom TL
そうたぶん知ってる人は少ないんじゃないかと思いますRealdealというブランド
有名なKey楽器の1つのプロジェクトとして発足したブランドです。現在はもう制作が打ち切られています。
当時のプロジェクトの担当者はTano Guitars&Labの田ノ上氏。
https://www.tanoguitarslab.com
現在ではKey楽器から独立してTano Guitars & Labを開いておられます。
現在はVintradというブランドでギターを作り続けているようですね。
さて話が逸れましたがこのRealdealについて説明していきます。
まだRealdealのHPがあるので大きな内容はそっちで確認してもらった方が良さそうですね。
https://www.musicland.co.jp/pb/realdeal/
ちなみにこのCustom TLはスポットで5本だけ作られました。
1本はTano Guitars & Labにあるようなので残り3本は何処かで存在してるんでしょうね。
あと発売時ブラックも1本だけありました。
https://twitter.com/realdealguitar/status/961145605237235712?s=21
Realdealのページを読んでもらえばわかるようにビンテージへの拘り方が半端ないんですよね。
まずこの塗装
FenderでいうところのChocolate Sunburstですね。色合いからだいたい59〜60年辺りを狙っている感じがします。
エルボー付近の剥がし方も凄くリアル
今回写真に映らなかったんですけどウェザーチェックビッシリ入ってます。
サイドはもちろんブラウン系
そして少しシースルーになっていて木目が確認できます。
それだけじゃなくこのバインディングの劣化具合まで再現してます。
この下のバインディングのこのヤニっぽさ
これビンテージもほんとにこんな感じで色が付いてるんですよ。
そこまで再現してるとは…
トップロード兼用のブリッジ
ちゃんとFenderの刻印が入ってます。
もちろんレリック仕上げで所々サビがあります。
ノブもリアル
このプレートの薄さやばいですよね(マニアック)
PGはセルロイド製です。
ツイッターを見ると発売が恐らく2018年の2月頃だったようなので恐らく2年経過してますがもう縮んできてます…
ペグは一部ユーザーには有名なKey's toneです。
ポストとギアにブラスが使われている商品ですね。しかもこの穴の形状までビンテージクルーソン風にしてあります。
指板はタッピングで厳選しているというハカランダスラブボード。
扇型も綺麗に仕上がってます。
かなり濃い目の詰まったハカランダです。
うちのジャガーより良いやつ使われてそうですね。
最後にこのPUはこれもKey楽器のプロジェクトの一つであるK&Tピックアップ
有名な高野順氏のブランドです。
https://www.musicland.co.jp/pb/ktr/feature/jun-takano.html
このモデルの為に作られたPUとのこと。
細かいところを言えばまだまだあるんですけどざっくりと見ていきました。
で肝心の音なんですけど
まず鳴りがめちゃくちゃいいです。
これはマスグレの時にも思ったんですけどチューニングしてる段階でビンビン鳴ってくる。
ただ生音がデカいだけじゃないんですよね。
伝わりにくいかもしれないんですけど凄く楽器的な響きがある。
リバーブ感があるというか…
アコギのような鳴り方というか…
以前持っていたCSのWhite Blondeのテレキャスは生鳴りは大きいけどなんとなく味気ない感じがありました。
ネックだけじゃなくボディも鳴っていないとその楽器感は出ないのかもしれないです。
よくわからんけど。