Custom Telecasterほどかっこいいテレキャスはないと思います。
しかも絶対にサンバーストがかっこいい!
70年代のTelecaster Customというモデルとは違います。
このギターは59年~68年ごろまで発売されてたビンテージテレキャスターの中でもなかなかレアなモデル。
しかし普通のテレキャスとの違いはバインディングのみ。
他は全て共通です。
ちなみに59年製の極初期モデルにはボディにアッシュが使われていますが後にアルダーになります。
そして62年の途中から指板がスラブボードからラウンドボードへと変わります。
なので一番レアなのはアッシュボディですが、一番人気はスラブボードのモデルで球数もかなり少ないんですね。
そんなカスタムテレキャスターですが有名なのはやはりフルシアンテじゃないでしょうか。
彼のテレキャスにはいろんな説があるようで63年製だとか59年製だとか言われてるようですね。
僕は色の退色の仕方とスラブボードのネックからして59年製が正しいんじゃないかと思ってます。
ピックガードにFマークが掘ってあり、これはオリジナルなのか自分で掘ったのかは不明のようです。
60年頃までの3トーンサンバーストは赤い部分が退色しやすいようで使い込まれたギターは退色がすすみ2トーンに近くなっています。
カスタムショップからもたくさんリイシューが出ているんですが中でもシェリル・クロウモデルのカッコよさがやばいです。
これは彼女の59年製をモデルに忠実に再現したもの。
60本限定で60万くらいするまたいですがかなり気になりますね。
全部のギターを手放してでも欲しい(´Д` )
また65年にFender社をCBSに売却した後のモデルというのはマニアの中でも評価が悪く、別物扱いされることが多いようです。
何が違うかというと簡単に言えば会社が大きくなったことで手作りの部分が減ったんです。手間を掛けずに大量生産をすることに重点が置かれました。
木材の選定も雑になり、木取りも荒くなっていったようですね。
塗装もオールラッカー塗装では時間がかかり過ぎるため下地にはポリエステルが使われるようになります。
いやーカッコいい。
実はFender USAのビンテージシリーズのカスタムテレキャスターを持っていたんですが、売ってしまったんですね。
また買い戻したいなー(´Д` )