アンプ購入の際に必要な要素はいろいろあると思います。
そもそも何処で使う用のアンプなのか
から始まり
クリーンで使うのか
何ch仕様なのか
センドリターンはあるか
もっと細かい人なら
真空管は何?何本?
配線はポイント to ポイントか基盤か
などなど十人十色、様々な拘りがあります。
そこで最もよく目にするワット数について
このワット数というものはなかなかのくせ者でイメージが湧きにくい。
そもそもワット数っていうのは消費電力の話だ。
電球ではワット数が大きいほど明るくなる。もちろんその分消費電力も大きい。
アンプも電球と同じでワット数が大きいほど音がデカいのだ。もちろん消費電力も大きい。
しかし音のデカさだけでワット数を選んではいけない。
ワット数が大きいということは
クリーンのままで出せる音量がデカい
ということだと認識した方がいい。
100Wの1959と50Wの1987というマスターボリュームのないマーシャルアンプではボリュームを上げていけば50Wの方が歪むポイントが早い。
そもそもツインリバーブはデカい音量でも歪まないように設計されたアンプだ。
今の時代15Wもあればライブハウスでライブが出来る。
ただしクリーンを多用するとなるとやはり30W以上は欲しいところ。
ちなみにこれは全てチューブアンプの話である。
ツイードのベースマンは45W
同じ音量にすれば確実にバンドマスターの方が歪む。
つまりはアンプ側で歪みを作る場合はワット数の低いアンプでも問題なく、むしろ使いやすいのだ。