誰もトクしないブログ

ギターとそれに関わる機材が好きです。たまに自作もします。YouTubeはじめました!

Jext Telez Range Lord

かなり久しぶりじゃないですかね。

 
毎回言ってる気もするんですけどね。
 
 
 
さて新しいエフェクターを入手しました!
 
 
こちら
 
 
 
Jext Telez Range Lordです。
こちらは限定生産のMullard OC44が乗ったものです。
 
通常版はこちら
 
 
 
元々レンジマスターが好きなのでかなり気にはなっていたエフェクターでした。
しかし見た目が苦手だった笑
 
でもこの限定仕様の見た目はビビっとくるものがあってですね。しかもMullardが乗ってるということで即買いでした☆
 
今デジマートで見ると売り切れが出てますね。早めに買っててよかった。
 
さて中身になります。
 

いいですね。この本物のバレットトップ。
 
僕もレンジマスターを何度か自作してるんですがそれにはこれのレプリカ?リイシュー?を乗せてました。
 
 
すっごい見えにくい
 
 
 
 
ちなみに通常モデルはこんな中身のようです。
 
 

これも60年代のMullardですがGET113というものらしいです。
昔のレンジマスターも生産時期によってこのゲルマニウムトランジスタは変わってくるみたいですね。
 
本当はいろんな機種を試してみたいところですけどもちろんそんなことは出来ないのでプラシーボでも満足です。
 
さてもう一度最初の写真ですが

 

 
操作性について
 
ツマミは誰もが分かる通り時計回りで音量とゲインが増幅されます。
右にあるミニスイッチでブーストする帯域を変換します。
 
センターで通常のレンジマスター
いわゆるトレブルブースターですね。
低域がカットされるので少しハナにかかったような輪郭のスッキリした抜ける音になります。バンドで合わせる場合はこのポジションが一番良いんじゃないでしょうか。
 
上に倒すとフルレンジブーストになります。
トレブルブースターにミドルが足されて耳に痛くないマイルドなブーストになります。
リフを弾くなら最高ですね。
 
下に倒すとローレンジのブースターになります。
低域に寄るのでリフもいいですがリードを弾くとかなり太い気持ちの良い音になります。
 
 
以前持っていたKeeleyのJava Boostと似てますが音としてはこちらの方が全体的に太いのとノイズが本当に少ないですね。
 
元々レンジマスターはフルテンでかけっぱなしにし、ギター側のボリュームで操作するというエフェクターなんですが最近ではやはり単にブースターとして扱われてると思います。
 
ファズに似てますがファズにほど機械的な音にはならずにアンプのゲインと太さを追加する丁度いいブースターだと思います。
 
割とレンジマスター、トレブルブースターに興味がない人が多いのはたぶん触れず嫌いじゃないかと思います。
試してみれば嫌いな人はいないと思いますね。
ただ確かに物足りなさはあるのかもしれないです。
アンプの歪みが好き人には是非試してみて欲しいエフェクターですね!